血流は「反射」によってよくなるのです。
学校で犬にベルの音を聞かせるとよだれが出るという「条件反射」という
言葉聞いたことありませんか?
これと似たような現象で「一定の体壁を刺激するとその興奮が神経を
伝わって、内臓に反射作用が現れる(体性‐内臓反射)」ことです。
鍼灸治療では皮膚(体表)に刺激を加えます。
その刺激が内臓へと伝わって行くのです。 つまり、体表に加えた鍼灸
刺激で内臓機能の調整ができるわけです。
もう一つ血流が増える理由として「軸索反射」というものがあります。
これも同様に「反射」の一つです。
鍼灸刺激をした場所に血流が増加しフレアという現象が確認できる。
このことから、「コリの解消」や「痛みの解消」に有効的に作用する
一つの機序として示唆されています。
[血流低下によって起こるもの]
血流低下が原因で起こる現象の中から我々に最も身近なものを一部挙げてみました。
我々の身近には血流低下が原因で起こる病気がたくさんあります。
だから『血流をよくする』これが健康な身体をつくる最も簡単な方法なんです。
鍼灸刺激により血流が増えると前記しました。
では、血流が増えるとどうなるのでしょうか?
まずは、体温が上がります。
「体温が1度低下すると免疫力は約30%以上弱くなる」そうです。
逆に「体温を1度上げると、免疫力は5~6倍にもなる」とのこと。
私も患者様を診ている中で実感しています。 このことから鍼灸刺激によ
り免疫力が上がり、病気の予防にも効果があると言えます。
これはとっても重要で大切なことです。
※出典 実業之日本社 「非常識の医学書」 安保徹ほか
次に、血流がよくなるとどうなるのか一例上げてみます。
血流がよくなることによって痛みの解消されます。
なぜなら血流増大により、虚血性疼痛の原因となった発痛物質が排除されて、
痛みが解消するのです。 これは多くの研究がなされています。
【まとめ】
鍼灸治療
↓
血流がよくなる
↓
病気になりにくい健康的な身体になる!
これは鍼灸治療の効果のほんの一部です!