鍼灸治療で痛みを和らげることが出来ます。
では、なぜ鍼治療をすると痛みを和らげることが出来るのでしょうか?
それは簡単です。
人間は自分の身体の中で「自然の痛み止め薬」を作ることが出来るからなのです。
鍼灸刺激を持続して行うと脳内モルヒネ(β-エンドルフィン)が出てきます。
β-エンドルフィンは治療で使われるモルヒネの6.5倍の鎮痛効果があるそうです。
もちろん、脳内で分泌されるものなので身体に悪いことはありません。 こ
の物質により痛みを和らげることが出来ると言われています。
鍼灸治療の鎮痛作用についてもう一つ
「ゲートコントロール説」というのがあります。
これを簡単に言うと、 痛みとは別の刺激を加えると、 その刺激が痛みを
和らげるということです。
痛いところ手を当てると痛みが和らぐのはこのためです。
これは人類が最初に行った治療「手当て」です。
鍼灸刺激により、痛みを和らげる(コントロール)ことが出来るのです!